奥行きをまとう大人の余裕。これからの季節に映える「レイヤード実践テクニック」

 季節の変わり目や少し肌寒さを感じる日に、コーディネートの表情をぐっと豊かにしてくれる「レイヤード(重ね着)スタイル」。ただ洋服を重ねるだけでなく、バランスや素材感にこだわることで、いつもの装いが一気に洗練された雰囲気に生まれ変わります。

今回は、マンネリしがちな日常のスタイリングを新鮮にアップデートする、大人のためのレイヤード実践テクニックをご紹介します。

1. 異素材の組み合わせでメリハリを演出



レイヤードスタイルを成功させる一番の近道は、異なる質感の素材同士を掛け合わせることです。

  • 軽やかさと重厚感のコントラスト: 例えば、シアーなブラウスやリネン素材のインナーに、ハリのあるジャケットやレザーの小物を合わせることで、着こなし全体に立体感が生まれます。

  • フラットさを回避するコツ: 同系色のコーディネートであっても、素材の表面感に変化を持たせることで、平坦にならず奥行きのある上級者な佇まいに仕上がります。

2. 「首元・袖口・裾」のレイヤードで抜け感を作る



重ね着をする際、ただ着込むだけでは野暮ったく見えてしまう原因に。ポイントは、見えるべき部分のバランスを調整することです。

  • さりげないアクセント: ニットやスウェットの首元や袖口、裾から、インナーのシャツやカットソーをわずかに覗かせるだけで、スタイリング全体にリズム感が生まれます。

  • 絶妙なサイジング: インナーの裾が長すぎたり短すぎたりしないよう、全体のバランスを見ながら調整することが、こなれ感を引き出す秘訣です。

3. シルエットのメリハリでスタイルアップ



重ね着はどうしても着ぶくれして見えやすいもの。シルエットのメリハリを意識することが大切です。

  • 上半身と下半身のバランス: オーバーサイズのトップスを重ねる場合は、すっきりとしたテーパードパンツやタイトめなボトムスを選んで全体のバランスを引き締めます。

  • ベルトやウエストマークの活用: ウエストの位置をさりげなくマークすることで、重ね着特有のボリューム感を整え、すっきりとスタイル良く見せることができます。

ちょっとしたテクニックの積み重ねで、見違えるほど新鮮な表情を楽しめるレイヤードスタイル。ぜひご自身のクローゼットにあるアイテムを組み合わせて、お気に入りの重ね着コーディネートを試してみてくださいね。

次回は、スタイリングに品格と華やかさを添える「大人のアクセサリー使いと小物選びのコツ」をお届けします。どうぞお楽しみに!

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